株式会社明理工業

製品事例

画像処理

画像処理は「画像表示」と「画像計測」の2つに大別できます。
「画像表示」は人間の視覚を対象とするもので、出来るだけ良質な画像を効率よく生成、表示することを目的とします。
「画像計測」は人間の視覚の代用、あるいはそれ以上に正確で、高速に、形、色、サイズなどの計測を行うことを目的とします。
画像処理技術は、アナログとディジタルの両技術が必要とされ、当社はこの分野に充分な経験があります。

マイクロコンピュータ応用機器設計

当社ではSH4、H8、PIC、その他のマイクロコンピュータを用いた機器の設計を多数行っております。

センサ応用回路設計

温度センサ、光センサ、圧力センサ、ガスセンサなど様々な種類のセンサがありますが、微弱なアナログ出力センサが多く、処理が容易なディジタルデータ化するためには高度な技術が必要です。
当社は某センサメーカにご依頼を頂き、あるイオン濃度センサ(出力 MAX100μV、1μV分解能、精度1%)のディジタル化を実現しました。

各種ソフト設計

Visual C++、Visual Basic、各種マイコン(H8、SH)向けソフトを多数手がけております。

ゲートアレイ、ASIC、FPGA、CPLD設計

ゲートアレイ、もしくはFPGA(書換え可能なゲートアレイ)に機能情報を書き込んで、ユーザー独自のLSIを作る事が出来ます。
製品コストの低減、処理の高速化、省スペースのためにゲートアレイを使用する事が多くなりました。
コンピュータにおけるソフトウェアに似ていますが、これはハード屋の仕事です。
ゲートアレイには特有の設計方法が必要です。
例えば、シフトレジスタの場合。
通常はフリップフロップをカスケード接続しますが、パラレル接続にしてカウンタによりビット選択する方式にすると消費電力が少なくなり、ゲートアレイに向いています。
ゲートアレイのメーカー毎に必要な開発装置も殆ど常備していて、取り扱いにも習熟しています。

パワーエレクトロニクス

現在では殆どがディジタルインバータ制御方式になり、バイポーラトランジスタ、FET等、能動素子の種類も増えて使いやすくなりました。
むしろ電解コンデンサ、抵抗などの受動素子、あるいは電線の太さや長さに注意を払う必要があります。
例えば10cmの電線に100Aの電流をスイッチングした時、サージ電圧が1000Vを超える事があります。
そのような時、サージキラーに頼るよりも、部品の配置を考えて配線長を短くする事の方が効果があります。

電磁波輻射低減

電子機器から外部へ放射される電波やノイズに対しては金属ケースでシールドする方法が最も容易です。
しかし、重量やコストが増大する短所があり、内部回路や素子レベルでの対策が求められます。
不要な電磁波成分を抑制・吸収する技術は、我々ハード屋の腕の見せ所です。
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